NPO法人松本クラフト推進協会

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クラフトフェアまつもと2018 ワークショップのご案内

クラフトフェアまつもと では、初開催以来、クラフト材料をはじめ、道具や専門書などの展示販売や、関連する活動を行っている団体ブースを「材料・道具・情報部門」と位置づけ、作家活動のサポートやクラフトの普及につながると考え、紹介しています。フェアはあがたの森公園全域で開催されますが、その中でも大正時代の面影を伝える旧松本高等学校講堂とその周辺での材料・道具・情報部門の展示は、クラフトフェアまつもとの大きな特色となっています。

今回、この材料・道具・情報部門からワークショップ開催のお知らせです。

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34回目をむかえる「クラフトフェアまつもと」は、1980年代に“クラフト”というジャンルを新たに切り拓いたイベントとして、先駆け的存在だと思います。当時、伝統工芸でもない、民藝でもない、「クラフト」という身近な「手の仕事」として、一人ひとりの暮し方へのメッセージは、とても新鮮でした。

その「クラフトフェアまつもと」のDNA、「青の遺伝子」を次世代に継ぐための取り組みの一つとして、素材を学ぶワークショップを企画しました。初心者はもちろん、出展している作家の方にもご参加いただけるよう、会場内で短時間のワークショップを開催します。

今回は絹と羊毛という、糸の素材から始めたいと思います。ふるってご参加ください。

スピナッツ 本出ますみ

 

■ 第1会場(あがたの森文化会館 本館1階 1-5教室)

「羊の世界へようこそ」―羊毛の品質の見方と、世界の羊の話―
本出ますみ(ウールクラッサー、スピナッツ出版)

日時:
5月26日(土)13:00~15:00 参加費3000円(羊毛サンプル付)
5月27日(日)13:00~15:00 参加費3000円(羊毛サンプル付)

内容:
毛刈りしたての羊の毛・フリースに触れ、実物サンプルを作ります。
スライドレクチャー:羊の乳と肉と毛と糞で、人は衣食住の暮しを整え1万年を生きてきました。その古今東西の羊の話をします。

第2会場(あがたの森文化会館 本館1階 1-4教室)

「絹糸のいろいろ」と「竹筬(おさ)」
下村輝(絹のより 下村ねん糸、日本竹筬技術保存研究会代表)

日時:
5月27日(日)10:30~12:30頃 参加費無料

内容:
絹糸の原点の色々な繭資料の現物と色々な糸作りを映像解説。
また、今一番問題の真綿紬糸の最新の実技を体験実習していただく講習会です。
さらに、日本竹筬技術保存研究会(竹筬研究会)で製作した竹筬及びその竹筬での染織布帛(人間国宝を含む作家作品と主に沖縄の産地作品)もご覧いただきたいと思います。

 

FIELD EXHIBITION & GALLERY SPACE
34rd
CRAFTS FAIR MATSUMOTO 2018