【松本押絵】 ベラミ人形店
三村隆彦（長野県）

その昔武家の妻女の嗜みだった松本押絵は、
江戸時代の終わり頃には松本藩の殖産興業のひとつとして
藩士の家庭で作られ始めたと伝わります。

明治初期には女学校の教科にもあり、中頃に最盛期を迎えた後、
時代が下るにつれ様々な理由で作り手が減り、
昭和のはじめにはほとんど作られなくなったようです。

押絵と言えば江戸羽子板が有名ですが、
松本の他全国所々で細々と制作されているものの、
制作者は数少なくなっているようです。

世界の中でも押絵という技法は珍しいようで、
私共の先代が復活した失われつつある伝統技法に
実演やワークショップなどを通して身近に触れていただき、
次の世代に継ないでいけますことを願ってやみません。

招待出展ブースは、会場入口受付の隣です。
当日は、実演やミニトークショー［観覧無料］のほか、
干支の押絵をつくるワークショップも開催します。

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Crafts Picnic 2022

10月15日(土)･16日(日) 10:00～16:00
あがたの森公園　平和ひろば(芝生の広場)

◆ 公共交通でお越しください。
◆ 感染予防対策をして実施します。