材料・道具・情報部門出展者のご紹介(2)
会場のあがたの森文化会館は、大正時代に建設された旧松本高等学校の本館、講堂を使用しています。この建物は全国の高等学校遺構の中で当時の状態が最も良好に保存されており、また、日本学校建築史上貴重な建造物といわれています。官民一体の保存運動が実を結び、平成19年6月18日に文部科学大臣から重要文化財に指定され、現在は重要文化財として保存しながら市民の教育文化活動の場として活用されています。
クラフトフェアまつもとの原点のひとつが、この歴史ある建物からのインスピレーションであるともいえます。
材料・道具・情報部門は、この講堂棟にも出展ブースがあります。
《屋内展示:あがたの森文化会館講堂棟1階》
(出展者名/工房・会社名 代表品目)
DEEPA THAPA Makalu Handicraft
アローの糸素材、布、手編みショール・ドレス・帽子
渡邉春治 西銘通商株式会社
手紡ぎ・手積みのための素材(苧麻、亜麻、綿、科、葛、雁皮)、
手紡ぎ・手積み糸、天然素材の紡績糸・手織布
古川淳実 工房ふぶき
ケヤキの織機、織道具(いざり機、卓上織機、小型足踏み織機、座繰り器)
保科敏夫 染処 風来坊
藍染・草木染糸(ウール、シルクウール、綿、麻、絹)、
布(藍染・草木染・型染め・絞り染め等)、和紙(藍染・草木染)
下村輝 下村ねん糸
絹糸、真綿、絹製品、染織道具類
加藤颯 ハナサカ軍手ィプロジェクト
デザイン軍手「軍手ィ」
井野春香 けもかわproject
鹿革等皮革素材
中島英明 ベンガラ染め 古色の美
ベンガラ染料
講堂棟では、以上の出展のほか、資料映像の放映(1階)、ギャラリー展示(2階)も行われます。
重要文化財の歴史ある建物とともに、どうぞお楽しみください。