【有道しゃくし、飛驒の雪入道】 奥井木工舎
奥井京介（岐阜県）

有道(うとう)しゃくしは、岐阜県高山市の山間の集落で
江戸時代頃から伝わっている木杓子です。
冬場の生業として、身近な道具を使って
ホオノキを生木(なまき)のうちに加工し仕上げていきます。

木杓子と呼ばれる物は、全国津々浦々で作られていましたが、
戦後の工業化の波で生産地や作り手も激減しました。
近年では、木杓子はもとより生木での制作方法が民俗学的にも
重要であると国内外から認識され始めています。

また、木杓子作りから出る木片を使って、
口伝で奥飛騨に伝わっていた妖怪・雪入道を形にして作ってみました。
一体一体、木の表情が出て可愛さがある妖怪たちの作品です。

どちらも機械を使わず、木の特性を活かして作っていきますので
当日、ご覧いただければ幸いです。

●実演内容
有道しゃくし：生木状態のホウノキを割って最初から作ります。
飛彈の雪入道：木片を使って、制作していきます。

招待出展ブースは、会場の案内受付の隣です。
当日は、ミニトークショーも開催します［観覧無料］
10月19日（土）13:00～、10月20日（日）11:00～

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Crafts Picnic 2019

10月19日(土)･20日(日) 10:00～16:00
あがたの森公園　平和ひろば(芝生の広場)

ご来場は公共交通機関の利用をお願いいたします。
雨天の場合は、会場に駐車場はございません。
会場内及び駐車場内は全域禁煙🚭です。